AOSD4Web2.0プロジェクト: Web2.0時代のアスペクト指向ソフトウェア開発基盤

あらゆるシーンで徹底的なモジュール分離と自動合成

プロジェクト概要

Web2.0を指向する開発技術環境におけるアスペクト指向プログラミング技術と分析設計からなる開発方法論をまとめあげた開発基盤の確立を目指す。JavaScriptと関連してより分散・相互運用性の高いアプリケーションを実現するP2Pネットワーク通信技術(例えばメッセージング)やWebサービス技術へとアスペクト指向を適用すると同時に、実装技術を上流へと応用して、分析設計の段階からアスペクトを識別し分離・合成するWeb2.0アプリケーション開発のためのアスペクト指向モデリング・開発技術を確立する。

2008年度においては、開発技術として最初にJavaScriptを取り上げ、JavaScriptを活用したWeb2.0アプリケーション開発における実用的なアスペクト指向プログラミング環境を実現する。中期的には、実現したJavaScriptアスペクト指向環境を実開発へと適用し有用性を実証すると同時に、JavaScriptと関連してより分散・相互運用性の高いアプリケーションを実現するP2Pネットワーク通信技術 (例えばメッセージング)やWebサービス技術へとアスペクト指向を適用する。
長期的には、実装技術を上流へと応用して、分析設計の段階からアスペクトを識別し分離・合成するWeb2.0アプリケーション開発のためのアスペクト指向モデリング・開発技術を確立する。

主な連携機関・メンバー

早稲田大学 : 鷲崎弘宜(リーダ)、深澤良彰、久保淳人、水町友彦ほか
国立情報学研究所 : 吉岡信和
NTTデータ : 岡本隆史ほか

研究紹介シリーズ

第8回: アスペクト指向に基づくWeb開発の研究(AOSD4Web2.0プロジェクト)
アスペクト指向によりモジュールを再利用することで効率的でディペンダブルなWebソフトウエア開発を目指す」

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